いまこそ 組合の姿を見せる時

 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、自宅待機などの自粛要請を求められています。

 

 多くの地域スタッフ・NHKメイトは、要請に従い業務の停止を行っています。

 

 国民の自発的な「行動変容」を行わなければ、新型コロナの感染拡大は防げません。

 

 今日、労働相談(・・・全受労の相談でなないですが)で諸外国では罰則を付けてでも行動制限をかけているのに日本はあまいのでは?

 

 と、確かに、8割の接触制限を目標にしていますが、なかなか達成できていません。

 

 まあ、強制的に人権を制限することには抵抗感がありますが、命の問題ですから積極的に要請にはこたえたいと思っても、十分な補償がなければ応えることができないのは仕方がないでしょうし、食料品を買いに行くことも日常生活を維持するには必要ですし、医療従事者や介護従事者も休むわけにはいかないですし。

 

コロナに関する市民からの問い合わせをうける窓口業務も完全になくすわけにはいきません。

 

 これらの「行動変容」をどのように受け入れていくか、長期にわたると思われるコロナとのたたかいを切り抜けるのに考えていかなければならない課題です。

 

 地域スタッフ・メイト業務については、休業要請の職種には入っていませんが

 接触率を下げるためにも、自粛要請にはこたえていくことは必要です。

 

 NHKは、5月6日以降の業務再開については、特段の方針を示していませんが、

 18日以降の補償引き下げを見ると、業務再開に向けての環境づくりと捉えることもできます。

 

 しかし、先程も述べましたが、コロナとの闘いに勝つためには、接触率の制限を続けなければなりません。

 このことをよく考えていくことが必要です。

 

 そのためには、組合は組合員の声を拾上げること、また、組合員以外の声も聞くことが求められているのではないでしょうか。

 いまこそ、組合の姿が見える行動を起こしましょう。

 

 組合役員は、電話、メールで組合員と日常的に連絡を取り合い、組合員につながりのなかで、未加入者へのアプローチを頼みましょう。

 

 メール・SNSでのつながりを持ち、地域スタッフ・メイト以外の労働者とも連帯を深めて団結を強めましょう。