新型コロナウイルスに関して NHKに緊急の申し入れ。

 

新型コロナウィルス肺炎の感染が相次ぎ、NHKからは地域スタッフやメイト、訪問員に対して2月20日付「営業活動における感染症対策について」という文書と、2月25日付「(緊急)新型コロナウィルス感染拡大防止に向けた営業対応について」という文書が営業局名で発せられています。マスクの着用を必須とし発熱や風邪の症状が見られたら業務の実施を控えるよう指示が出ています。何人かの組合員からはマスクが入手できないという声も上がっており、業務への影響が大きくなっている状況です。こうしたなか中央本部では、26日関西地方協議会と連名で、窓口交渉において「新型コロナウィルスに関しての緊急申入れ」書(別紙)を提出、特別指導の運用停止や事務費の補填などを求める緊急要望を行いました。

 

NHK地域スタッフは、委託請負契約のため、有給休暇がありません、ノルマがいかなければ契約解除、業績が挙がらなければ減給になります。

なので、無理してでも業務に従事する事になります。全受労は処遇改善交渉の中で、有給制度の導入を訴えてきましたが、NHKは委託制度になじまないとして要求に応えていません。

今回のようなケースを念頭に交渉を行ってきましたが、NHKはまったく考慮してきませんでした。

 

緊急の申し入れには、感染終息まで業務の停止も行う事も入れてます。

これは、地域スタッフの感染抑止と感染拡散をしないためのものです。

 

NHKは、どちらにも応えていません。

働くものを使い捨てにする態度は理解できませんね。